NBAの2020-21シーズンを見るにはどうすればいいのでしょうか。
近年は八村塁や渡邊雄太といった日本人選手も活躍するNBA。バスケットボールファンとしてはチェックしたいと思う人も多いことでしょう。
以前はNHKやWOWOWなどでもテレビで放送されていましたが、今はNBAをテレビで見ることはできません。現在は楽天が運営する動画配信サービスRakutenTVのひとつのチャンネルNBA Rakutenで配信しています。
NBA Rakutenは有料のネット配信サービスです。有料だからこそ多くの試合を配信しており、NBAを気の済むまで見ることができます。「有料かぁ」と残念がる前に一度お試ししてみることをオススメします。お金払うだけの価値はありますよ。
ここではNBAの2020-21シーズンを見る方法について紹介します。
今シーズンは開幕も例年と比べ遅れ、試合数も少なくなっています。ですが、バスケ自体は変わらず熱い試合を見せてくれるはず。ぜひチェックしましょう。
NBAの20-21シーズンについて
19-20シーズンに続き、世界情勢によりまたもやイレギュラーな開催となる20-21シーズン。
大きなポイントとしてまずスケジュールが例年と比べて大きく違います。
現時点でのスケジュールは以下の通り。
- 試合数は72試合(通常は82)
- 前半戦は日本時間2020年12月23日~2021年3月5日
- 後半戦は日本時間2021年3月12日~5月17日
- プレイイントーナメント5月19~22日
- プレイオフ5月22日~7月22日
通常10月下旬から4月ごろまで開催されるレギュラーシーズンも開幕が12月と遅れ、試合数も10試合減ります。
オールスターブレイク明けの後半のスケジュールは前半戦で組み込まれなかった残りの試合と延期された試合が組まれる。昨今の情勢を踏まえいろいろな状況に対応しようとしています。
また、今季はバブルでも採用されたプレイイントーナメントも実施されます。簡単に説明するとレギュラーシーズン7~10位によるプレイオフ進出をかけたトーナメント戦です。一回戦は7位と8位、9位と10位で対戦、7位と8位の勝者はプレイオフ進出、敗者は9位vs10位の勝者と対戦、勝者はプレイオフ進出となります。つまり7位8位は一度勝てばプレイオフ、9位10位は2連勝すればプレイオフというトーナメントです。
何が起こるか分からない20-21シーズン。目が離せません。
NBA Rakuten
19-20シーズンから新たに始まったサービスNBA Rakuten。こちらは楽天が運営するNBA公認のサービスです。
全試合が視聴可能なリーグパス、ひとつチームを選びそのチームの全試合が視聴可能なチームパス、人気チームや注目の試合が週9試合配信されるベーシックパス、1試合ずつ購入のシングルゲームの計4プランが用意されています。プランによりかわりますが、オールスターやプレイオフ、サマーリーグやドラフトなども視聴できる「NBA見るならコレ!!」というサービスです。
試合中はライブチャット機能を使い視聴者とチャットしながら楽しめたり、豊富なNBA情報やデータの充実など、NBA Rakutenに入ればきっとNBAを楽しめるはずです。
料金はプランごとに違い、年払いにすると割安になります。
プラン名 | BASIC PASS | TEAM PASS | LEAGUE PASS | Single Game |
---|---|---|---|---|
月額の料金 | 990円(税込) | 1,430円(税込) | 2,640円(税込) | 550円(税込) |
年額の料金 | 7,700円(税込) | 15,400円(税込) | 19,800円(税込) | - |
見れる試合 | 週7試合 | 選んだ1チーム全試合 | 全チーム全試合 | 選んだ1試合 |
日本語の実況と解説もありますが全試合ではありません。英語実況も多く英語が苦手な人は少しハードルが高いかも。ですが、英語だと現地の雰囲気が伝わるので、意味が分からなくてもけっこう楽しめます。
また、スマホやタブレットのアプリを利用すればダウンロードして視聴することが可能です。気になった試合をダウンロードしておけば、いつでもどこでも視聴できるのでとても便利です。
NBAが本当に好きで、いつでも好きなときに好きなゲームを見たいという人ならNBA Rakutenにしておけば問題ありません。というか他にNBAをしっかりと見れるサービスはありません。
ここがポイント!
- 4つのプラン(リーグパス、チームパス、ベーシックパス、シングルゲーム)
- 月額:990円(税込)、1430円(税込)、2640円(税込)
- ダウンロード視聴が可能
- 英語実況&解説(一部日本語もあり)
- ライブチャット機能あり
詳細についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
NBAリーグパスがおすすめ!1200試合以上をライブ&オンデマンドで配信
NBA Rakutenの公式サイトをチェックするならこちら。
NBAの試合をいつでも、どこでもライブ観戦|NBA Rakuten
個性豊かな解説陣
NBA Rakutenでは「日本でNBA解説と言えばこの人!」という人たちが解説者をしています。かつてはNHK BSでの解説を務めていた解説陣もNBA Rakutenに集結。
主な解説者は以下の通り。
- 北原憲彦
- 塚本清彦
- 中原雄
- 佐々木クリス
しかし昨年よりも日本語解説ありの試合数は激減しているのが残念なところ。
NBA好きが集まる場
普段はなかなかNBAについて語れる場がないという人も多いでしょう。
ですがNBA RakutenにはNBAを語れるコミュニティがあります。
例えばLive中継中のチャット機能。ゲームを観戦しながら、NBA好きの仲間たちと「あーだこーだ」語れちゃいます。プレーのすごさやトレード話など普段は話せないあなた自身のNBA論を発表してみましょう。
また、ゲーム中のチャット以外にも、ニュースや動画コンテンツにコメントを残す機能もあります。トレード情報があればそれについてコメントをしたり、面白いゲームがあったらその感想をコメントを残しておいたり。
NBA好きが集まるコミュニティとしてのNBA Rakuten。いまはまだまだ盛り上がりがそこまであるわけじゃないですが、今後いいコミュニティが作られるといいなというところ。
\NBA Rakutenの公式サイトをチェックする/
いまは放送されていないサービス
過去に放送や配信されていたけど、いまは終了したというサービスがあります。
NBA LEAGUEPASS
昨シーズンまではNBAを見るならNBAリーグパスがオススメでしたが、昨シーズンからは日本では上で紹介しているRakutenNBAにサービスが移行されます。
リーグパス時代とそこまで変わらないプランがNBA Rakutenにはそろっていますし、日本語でサービスを受けられるというメリットの分、移行してよかったのかもしれません。
Rakuten TV
18-19シーズンまでRakuten TVで「Rakuten NBA Special」というサービスがありましたが、上で紹介しているNBA Rakutenにサービスが移行されました。
現在のNBA Rakutenと大きな違いはありませんでした。
WOWOWは?
2018-19シーズンからWOWOWでの放送はありません。
WOWOWでのNBAを放送が終了!2018-19シーズンの中継はないことが確定!?
8シーズンに渡りNBAを中継していて、NBAの特集番組などを放送するなど「NBA愛」を強く感じていただけにとても残念なニュースです。(NBA井戸端会議は形を変えてYouTubeで配信してくれています…)
今後の復活を期待したいところです。
NHKのBSは?
2017-18シーズンからBS1でのNBA放送はありません。
NBAをNHKのBS1から見始めたという人からするととても残念なことですね。ただその代わりに、上で紹介したようなNBAを配信・放送するサービスが増えたとのは不幸中の幸いです。
今後、NHKのBSで放送が再開される可能性は0ではないので引き続きチェックしていきたいと思います。
DAZNは?
2016-17シーズンでは配信されていましたが、17−18シーズンからは配信されていません。
2018年にはJリーグやBリーグの配信が追加されるなどDAZNの勢いが止まらないので、今後もしかしたら配信されることもあるのかも?と期待してしまいます。
フジテレビNEXTは?
2017-18シーズンからフジテレビNEXTでの放送はありません。
今後の復活や単発での放送もあるかもしれないので今後のフジテレビNEXTも要チェックです。
それぞれのサービスを分かりやすく比較
プラン名 | BASIC PASS | TEAM PASS | LEAGUE PASS |
---|---|---|---|
見れる試合 | 週7試合 | 選んだ1チーム全試合 | 全チーム全試合 |
月額の料金 | 990円(税込) | 1,430円(税込) | 2,640円(税込) |
年額の料金 | 7,700円(税込) | 15,400円(税込) | 19,800円(税込) |
Live/見逃し | ◯ | ◯ | ◯ |
NBA TV | ◯ | ||
ロングハイライト | ◯ | ||
ショートハイライト | ◯ | ◯ | ◯ |
チャット | ◯ | ◯ | ◯ |
ダウンロード | ◯ | ◯ | ◯ |
同時視聴数 | 1 | 2 | 2 |
これら3つのプランに加え、選んだ試合を1試合550円(税込)で購入できるSINGLE GAMEがあります。
NBA Rakutenで選べる3つのプランを比較しました。
まず基本になるのはあなたがどのチームの試合を見たいのかということです。幅広く色々なチームの試合が見たいならリーグパス、応援しているチームの試合だけでいいならチームパス、人気チームや注目の試合だけでいいならベーシックパスといったように、見たい試合でプランを決めるのがオススメです。
それに加えNBA TVやハイライトなど試合以外のコンテンツが見たいかどうかも重要。NBA TVとはアメリカ現地のNBAの情報を発信している番組で、ハイライトは試合のダイジェスト版、その他にも過去の名ゲームが見れるクラシックゲームや厳選されたスーパープレーが見れるセレクション、NBAの舞台裏や選手の素顔に迫るエピソードが分かるドキュメンタリーなども配信中。
自分に合ったサービスが何か、自分が優先する項目を決めてサービスを選びましょう。
また、いずれのサービスも月払いが可能なサービスです。ですので、シーズン通して同じサービスを利用する必要はありません。自分に合わない場合は別のサービスに乗り換えるのもいいでしょう。
リーグ開幕当初はいろいろな試合を見たい。忙しいときは料金が安いサービスがいい。プレイオフは全試合チェックしたい。このように、そのときどきに合わせたサービスを選択するという方法もおすすめです。
ただし、年払いのほうが金額はお得なのは間違いありません。その都度、自分の都合に合わせて選択するのか、それともはじめから割安な年払いにするのか、あなたはどうしますか?個人的にはよく見る人や応援するチームがある人はリーグパス、どんな試合でもいいという人はベーシックパス、それぞれ年払いがオススメだと考えています。
ネット配信をテレビで見る方法
ネットでNBAを楽しめるNBA Rakuten。パソコンやスマホ、タブレットでの視聴もいいのですが、NBAファンとしてはテレビの大きな画面で迫力あるプレーを堪能したいというもの。
そんなときにおすすめなのがクロームキャストとFire TV Stickです。
NBA Rakutenに対応しており他のVODサービスやYouTubeにも使い回しがきくこと、Wi-Fi環境させあれば簡単にテレビで視聴することができるようになるお手軽さが魅力と言えます。
一家に一台持っていても損がない商品です。
他にもNBA Rakutenに対応していのは以下の通り。PS4を持っている人はChromecastやFire TV Stickを新たに購入せず、PS4を利用するのがオススメです。
- パソコン(Windows / mac)
- スマートフォン、タブレット(Android / iOS)
- クロームキャスト
- Fire TV Stick
- Apple TV
- PS4
- 対応するテレビ